プレステージ

観客に種も仕掛けも無いことを証明する確認(プレッジ)
パフォーマンスを行う展開( ターン)
そしてマジックショーを完成させる偉業(プレステージ)
舞台中の1つの悲劇から2人のマジシャンの化かしあいが
あの手この手で展開される
騙されてるのか騙してるのか裏切り裏切られ、この物語の真の行方は
2転3転する偉業
 
単純に手品を楽しむ場面もあるが本質はやはり「タネ」の探りである
ただし本編の最後は途中でネタばらしがこぼれているため
じゃっかん読める形になっている
展開的にはどんどん進展するマジックで飽きはしない
演者も世界感も中世時代をきっちり造りあげてるし
複線の貼り方も納得いく形で展開していくのは面白い
 
ただ途中のネタばれが最後の締めを納得させないファンタジーにはしちゃってるんだよね
あそこまでしっかり作り上げたのに、リアルな物がなんでもありになっちゃうサマは少しもったいないなぁ
カテゴリー: 映画 パーマリンク

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